ライト兄弟の有人動力飛行をありえないくらい端折ってポップに仕上げてみた件

ネタ 雑記

(この記事のポップ度:70%)

 

 

 

1891年、ドイツ(プロイセン王国)に、リリエンタールというとにかくすごいおっさんがいた。

 

リリエンタール「空を自由に飛び回る鳥たちがマジでうらやましいわ。

俺も鳥みたいに空を飛び回りたいゾ。

どうしたら飛べるんだろうか。

とりあえず設計図的なやつを雑に書いてみるか。」

 

 

カリカリカリ・・・。

 

 

マール書いてフォイ!

 

 

マール書いてフォイ!

 

 

 

 

リリエンタール「出来た。

こんな感じにしたら飛べるんじゃないか?」

 

 

 

 

 

 

 

リリエンタール「よっしゃ、ちょっと紙と棒で飛べそうなやつちょっと作ってみるか」

 

 

 

 

 

 

 

 

リリエンタール「おぉ、結構いい感じ。

これはゴロリも裸足で逃げ出すレベル。

よっしゃ飛んでみよ。」

 

 

 

 

リリエンタール「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ・・・!!

 

 

 

 

 

 

 

リリエンタール「ヤッベッゾ!!

飛んでッゾ!!

ヤッベッゾ!!

 

ライト兄弟 

 

 

兄ウィルバーライト(1867年)、弟オーヴィルライト(1871年)

 

いわゆるライト兄弟はアメリカのオハイオ州のデイトンとかいう田舎っぽいところで育った。

 

ライト兄弟は案の定、小さいころから空を飛ぶことに興味があり、案の定、小さい頃からその片鱗を見せていたのだ。

 

そして、空を飛びまわっていたドイツのリリエンタールというとにかくすごいおっさんのことを、案の定尊敬していたのだ。

 

出典:wikipedia

 

 

出典:wikipedia

ライト弟「兄者。コウモリくっそ面白いぞ。」

 

 

出典:wikipedia

 

ライト兄「弟よ、なんだよコウモリって。」

 

 

 

 

ライト弟「これがコウモリだゾ。」

 

 

ライト兄「なんだよこれ、青ダヌキとイカれた仲間たちが頭に装着してるやつのちょっとオラついたバージョンじゃん」

 

 

ライト弟「まぁアレよ、竹とんぼ的なやつよ。」

 

 

ライト兄「まぁ、よく分からないけど飛ぶ系のオモチャだろ?」

 

 

ライト弟「あぁ、飛ぶ系のオモチャだ。」

 

 

ライト兄「飛ぶ系なら間違いなく興味示すよなぁ?!

ライト兄弟だもんなぁ?!」

 

 

ライト兄「でもこれなんで飛ぶんだろうな?

いやまてよ・・・?

グライダー作って風を受ける主翼、昇降舵つけて主翼にねじを入れてエンジンを載せれば・・・人が乗れる飛行機が作れるんじゃないか?!

名前はライトフライヤー号・・・!

これだ!!

尊敬するリリエンタール超えが出来るぞ!!!」

 

 

ライト弟「ちょ、まだ子供だろ俺ら。

少年探偵並みの推理力発揮すんな。

猛烈な勢いでライト兄弟感動秘話の終盤に持ってくんじゃねーよ。」

 

 

兄「そうだったな弟よ、気分は1930年だった。」

 

1896年ドイツ 

 

 

 

リリエンタール「やべぇ、最初25mしか飛べなかったのにもう250mというワールドレコード打ち立てたちまったよ。

でも、まだまだ行けるっしょ。

つーかこれからっしょ。」

 

 

リリエンタール「うおおおお!!

 

 

リリエンタール「これ300m行けんじゃね?!

 

 

リリエンタール「やべぇ!!落ちる!!!

 

 

 

 

 

 

 

1896年アメリカ 

 

 

出典:wikipedia

 

ライト弟「おい兄貴!

リリエンタールが強風にあおられ墜落死してしまったぞ!」

 

出典:wikipedia

ライト兄「弟よ、まじか?!

それなら俺らが意思を受け継ぐしかねぇよなぁ?!」

 

 

弟「よっしゃ!

とりあえず俺らもリリエンタールと同じようにグライダー作るぞ。」

 

 

 

 

兄「ライトフライヤー号への長く険しい道のりの始まりということか。」

 

 

弟「みなまでいうんじゃねぇよ。」

 

 

ライト兄弟の試行錯誤

 

 

出典:http://biblecode.web.fc2.com/wright_bros.htm

 

兄「よっしゃ、とりあえずワイヤーつけたグライダー空飛ばせたぞ。」

 

弟「やったな兄貴。

まぁ、ちょっとしたタコあげみたいなもんだけどな。」

 

兄「よっしゃ、ドンドンいくぞ。

次は俺らで乗ってみよーぜ!」

 

 

 

 

出典:http://www.wetwing.com/wright/wrightfoto/1911.html

 

ライト兄「イヤッホウ!

 

人も乗れるぞオイ?!」

 

 

ライト弟「順調過ぎィ!

涙なしでは語れないヒューマンドラマはどこにいったんだよ!!」

 

 

ライト兄「うるせぇ!ガンガン端折ってくぞ!

次は風だけに頼らないで動力飛行やるぞ!!」

 

 

ライト弟「動力!トレンドキーワードぶっこむよねぇ。

まぁ産業革命も迎えて時代は蒸気機関でイケイケドンドンだしな、やるか。」

 

 

 

 

 

 

出典:http://www.wetwing.com/wright/machines/machines.html

ライト兄「クポォ!!!

 

 

ライト弟「なにモーグリみてぇな声出してんだよ。

 

兄貴飛んでるよ!

動力で飛んでるよ!!!

ヤフトピ砲まったなし!!」

 

 

ライト兄「ばかヤフートピックスどころか世界史の教科書載っちまうわ。

山川砲くるぞこれ・・・!!」

 

ライト兄「よし、世界初の有人動力飛行機の名前は・・・

 

 

ライトフライヤー号だ!!

 

 

ライト弟「もう新鮮味ゼロだぞ。

 

でもいいよ、順調だよ!!」

 

 

ライト兄「次次次ィィィ!!!!

 

 

ライト弟「兄貴!!順調過ぎる!!俺ら順調過ぎるよ!!!

まだまだいけるよ!!!!

 

 

ライト兄「端折るよ!!

まだまだ端折るよ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

http://www.hobbyshop-sunny.co.jp/www/scale/view.php?id=52037

 

こうして、ライト兄弟たちがなんやかんや色々頑張って、現在の飛行機が誕生したのであった。

 

– END –

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