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– 紀元前356年 –
マケドニア
オリュンピアス「あなた、うまれるわよ。」
フィリッポス2世「どんとこい。」
オリュンピアス「いくわよ!」
アレクサンドロス3世「ホギャア」
フィリッポス2世「よし、名前はアレクサンドロス3世だ。」
オリュンピアス「将来はアレキサンダー大王って名で親しまれそうね。」
そしてアレキサンダー大王は、乳を飲んだり、ハイハイしたり、まぁなんやかんややりながら幼少期を過ごした。
アレキサンダー13歳
フィリッポス2世「おいアレキサンダー、ギリシャのアリストテレスとかいう哲学者がなんか色々とすごいらしいぞ。
お前そこでやる気スイッチ見つけてもらえ。」
アレキサンダー大王「うん。」
アリストテレス「不幸は本当の友人でない者を明らかにする。」
アリストテレス「善良な私人が、善良な公人であるとは、限らない。」
アレクサンドロス大王「パパ、あの人っぽいよ。」
フィリッポス2世「あぁ、あいつっぽいな。
後世に残る名言がもうとめどなく溢れ出ちゃってるな。」
アレクサンドロス大王「後世に残る哲学者感出てるね。」
アリストテレス「受け入れずして思想をたしなむことができれば、それが教育された精神の証である。」
フィリッポス2世「おい、お前いつまで名言つぶやいてんだ。
もう飽きたよ。」
アリストテレス「おぉ、これはマケドニアの王、フィリッポス2世。
そしてそのご子息、後のアレキサンダー大王。」
フィリッポス2世「お前とりあえず息子に色々と教えてやってくれ。」
アリストテレス「御意。」
家庭教師アリストテレス
アリストテレス「まぁアレだ。ギリシャ神話でヘラクレスっていうパワー系英雄が大暴れしたり、ホメロスの抒情詩でアキレウスっつーやつがトロヤ戦争で大暴れしたり、とにかくスゲーやつが昔いっぱいいたんだよ。
アレキサンダーもそういうワイルドな感じ、目指していけばいいんじゃね?」
アレクサンドロス大王「オレ ツヨイ
ワルイヤツ タベル。」
アレクサンドロス大王「はい今やる気スイッチはいったよ!?」
アレクサンドロス大王「サイキョウノ モノガ テイコクヲ ケイショウセヨ。」
アリストテレス「はい出たァ!今後世に残る名言出ちゃったァ!」
そしてアリストテレスのもとでたくさんの学問を学び、馬とかもいい感じに乗りこなすことが出来るようになり、まさにパワー系と頭脳系のハイブリッドが出来上がったのだ。
むかうとこ敵なしというわけである。
カイロネイヤの戦い
フィリッポス2世「アレキサンダー、カイロネイヤでドンパチやるぞ。
デビュー戦だからな、体あっためとけ。
いくぞ。」
アレキサンダー大王「アイツラ ゼンイン タベル」
フィリッポス2世「もういいよそのノリ飽きたよ。」
http://www.pahoo.org/culture/numbers/year/j-338-we.shtm
どん!
アレキサンダー大王「おおお!」
フィリッポス2世「見とけお前、俺の戦法まじ強いから。
これはアレよ、ファランクスっつーね、詳しくはアレなんだけど、とにかくチームプレイがキラリと光る戦法だから。」
アレキサンダー大王「なるほどね、全く分からないよパパ。
でもとりあえず勝てばいいんでしょ?」
フィリッポス2世「全員食べちゃいなさい」
勝利。
圧倒的勝利。
そんなこんなでギリシャ最強のアテネ・テーベ軍を破ったマケドニア。
ギリシャ全土を支配下におさめちゃったゾ。
アレキサンダー大王爆誕
紀元前335年頃にフィリッポス2世が演説中に仲間に殺されるというミニイベントを挟んで、いよいよアレキサンダーが王の座に。
でもってペルシャの方も支配下におさめようとしていた父の意志を受け継ぎ、アレキサンダー大王一行はペルシャに遠征することに。
アレキサンダー大王「とりあえず馬乗って戦って東の方にいくぞ。
やたら東を目指すぞ。」
兵士たち「おおおおおおおお!!」
アレキサンダー大王「うおおお!!!
愛馬ブケファロスぅううううう!!!!」
ブケファロス「ヒヒーン」
兵士たち「うおおおおお!!!」
勝利。
行く先々で圧倒的勝利。
ゴルディオン制圧
兵士「うん強すぎでしょ。」
アレキサンダー大王「よし、お前ら注目。」
兵士「はいっ!」
アレキサンダー大王「ここに一つのヒモがあるじゃろ?」
http://www.imuraart.com/exhibition/tokyo/past/
兵士「(発言にそこはかとないマサラタウン感が・・・!)」
アレキサンダー大王「言い伝えによると
兵士「でたァ!!
ゴルディアスの結び目ェ!!!」
アレキサンダー大王「まー!そうあわてるでない。」
アレキサンダー大王「これをな」
サクッ
アレキサンダー大王「こうじゃ」
兵士「うおおお!!自分で切りやがったァ!?」
アレキサンダー大王「運命とは、伝説によって導かれるものではなく自らの剣で切り開くものである。」
兵士「ナチュラルに名言放り込んできたァ!!
もはや流れ作業じゃねぇか!!」
アレキサンダー大王「やることやったし次行くぞ。
で、次はどこだよ?」
兵士「山川出版の世界史Bによると次はイッソスでダレイオス3世とかいう大ボスと戦いっ・・・!!」
アレキサンダー大王「よし、誰だか知らねぇけど蹴散らしにいくぞ。」
兵士「うおおお!」
イッソスの戦い
オオオオオオオオ!!!!!
オオオオオオオオ!!!!!
ダレイオス3世「うおおおおおおおおお!!」
アレキサンダー大王「オオオオオオオオオ!!!」
アレキサンダー大王「オオオオオオオオオ!!!」
ダレイオス3世「?!?!www?!?!?!?wwww
無理wwww
まじこのヤンキー無理www
逃げろwwwwww
盛大に逃げろwwww」
アレキサンダー大王「待たんかコラァ!!!」
勝利。
圧倒的勝利。
結婚
ロクサネ「ちょっとそこの男子ぃ~!そこあたしの席なんですけどぉ~!」
アレキサンダー大王「えっ、あ、ごめん!」
ロクサネ「ちょっと男子ぃ~!掃除手伝いなさいよ~!」
アレキサンダー大王「(かわいすぎるっ・・・!)」
圧倒的結婚。
バビロン帰還
ブルンブルンブルン
アレキサンダー大王「ん?」
ハルチルガルトルブルン
アレキサンダー大王「んん?」
チクッ
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120723/316891/?ST=smart
アレキサンダー大王「イテテテテェ!!」
ハチに刺されたアレキサンダー大王は高熱におかされ、寝込むこと10日。
アレキサンダー大王「うん、これ死ぬでしょ。」
兵士「アレキサンダー大王・・・!」
アレキサンダー大王「いいかよく聞けぽまいら。」
兵士「はいっ・・・!」
アレキサンダー大王「最強の者が帝国を継承しろ・・・!」
兵士「アレキサンダー大王・・・!」
アレキサンダー大王「・・・」
兵士「アレキサンダー大王ォォォォオオオオ!!!!」
– END –
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