コロンブスのアメリカ大陸到達をありえないくらい端折ってポップに仕上げた件

ネタ 雑記

(この記事のポップ度:70%)

 

1298年

 

ヴェネツィア

 

 

マルコポーロ「ジパングとかいう国に大量の黄金があるゾ。

詳しくは東方見聞録に書いといたから、そちらを参照せよ。」

 

 

 

1474年

 

フィレンツェ

 

 

トスカネリ「地球は丸いフォイ。

極めて丸フォイ。」

 

コロンブス 

 

 

1484年

 

ポルトガル リスボン

 

 

コロンブス「トスカネリのおっさんによればジパングとかいうとこに大量の黄金があるらしいじゃねぇか。

しかも、マルコポーロの”地球は丸い説“が正しければひたすら西の方に行きゃジパングつけるじゃん。

もうちまちまアフィカスやってないで一攫千金狙うか。

とりあえず金ないと出航できねぇし、王様に助けてもらお。」

 

 

 

コロンブス「王様タソ~」

 

 

 

 

ジョアン2世「ん?どうした?」

 

 

 

コロンブス「ジパングっていうとこにめちゃくちゃ黄金あるんスよ。

それ持ってかえってくればポルトガルまじヤベェことになりますよ。」

 

 

ジョアン2世「ほうほう。

で、何?援助して欲しいの?」

 

 

コロンブス「援助して欲しいっス。

あと、収益の10%欲しいっス。

あと、俺に王室の位を用意して欲しいっス。

あと~・・・」

 

 

ジョアン2世「何寝ぼけたこと言ってんだよ。

ひねり揚げんぞ。」

 

 

コロンブス「チッ!!ポルトガルまじつかえねぇ!

もうスペインいくからいいわ。

太陽の沈まぬ国最高。」

 

スペインへ行くコロンブス 

 

 

 

コロンブス「王様タソ~」

 

 

 

イサベル「何か用?」

 

 

コロンブス「ジパングってとこに黄金の山があるでヤンス。

援助して欲しいでヤンス。」

 

 

イサベル「パワプロのクソメガネみたいな喋り方やめろ。

分かった、一応検討しとくわ。」

 

 

コロンブス「ありがとうでヤンス。」

 

 

 

5年後

 

王室で、コロンブスを支援するのか支援しないのかで色々とワチャワチャやってて、なんと5年の月日が経過。

 

そして

 

 

イサベル「よし、援助したる。」

 

 

コロンブス「クソ待たせやがって。

でもとりあえず助かった。」

 

 

 

イサベル「よし、これを使うと良い」

 

 

 

 

 

コロンブス「おいおい某海賊漫画の1巻じゃねぇねーんだぞ。

いい加減にしろ。」

 

 

 イサベル「冗談だよ、ほれ」

 

 

 

 

 

サンタ・マリア号 – Wikipedia

 

 

コロンブス「〇リー号出てこないかびくびくしたわ。

とりあえずアザース!!!」

 

 

 

コロンブス「フヒッwwwフヒヒwwww

それじゃあ黄金の国目指して出発でござるよwwww

 

出発進コポォwwwwwwww

 

 

カナリア諸島出発

 

 

乗組員「おい!コロンブス提督!全然島が見えてこねぇぞ!」

 

 

乗組員「あのイカサマ提督を海に放り込め!!」

 

 

コロンブス「ちょ、おま!

テンション上がり過ぎだろおい!

ぽまいら落ち着け!!」

 

 

コロンブス「そうだ、面白い話を聞かせてやろう!!」

 

 

乗組員「あん?」

 

 

 

コロンブス「お前らここにタマゴがあるだろ?」

 

 

 

乗組員「・・・」

 

 

コロンブス「タマゴを真っすぐ立てる方法・・・教えてやろうか?」

 

 

 

乗組員「うるせぇ!たまごの底潰すんだろ!今すぐ海に放り込め!!

http://dengekionline.com/elem/000/000/718/718174/#eid718177

 

 

コロンブス「やめろおおおお!!

 

 

 

 

 

 

カナリア諸島出航後72日目

 

 

命乞いをし、なんとか許してもらえたコロンブス。

 

 

そしてついにその時はやってきた

 

 

 

 

 

 

 

コロンブス「おいお前ら!!島が!!島が見えてきたぞ!!」

 

 

乗組員「うおおおおお!!」

 

乗組員「黄金か?!ついに黄金の島か?!」

 

乗組員「おい、なんかめっちゃ先住民っぽいやつらがいるぞ。

でもアジア人っぽくなくね?」

 

 

コロンブス「雰囲気的にインドとか、まぁその辺だろ。

よし、この島の名前、今日からサン=サルバドル島な。」

 

 

乗組員「カックイ~↑」

 

 

見つからない黄金

 

コロンブス「おかしい。

おかしいぞ。

全く黄金見つからねぇ。

ちょっとお前ら、この島に残ってくんねぇ?

俺黄金見つけねぇとスペイン帰れねぇから、もうちょい船旅してくるわ。」

 

 

乗組員「お気をつけて~」

 

 

そして再び船旅をするコロンブス。

 

 

しかし、その後も黄金はおろか、ついでに探していた香料すら見つからないコロンブス一行。

 

 

コロンブス「ダメだ、全く見つかんねぇ。

手ぶらじゃ帰れねぇし、奴隷としてインディアンを連れて帰るしかねぇな。」

 

 

1493年スペイン帰還

 

イサベル「おい、コロコロ野郎、どうだった。」

 

 

コロンブス「俺は小学館の少年誌じゃねぇ。

 

で、黄金なんだけど・・・。

見つからなかった!!

でも、奴隷たちは連れて帰ってきたゾ。」

 

 

イサベル「フーン。

まぁ、とりあえずお疲れ。」

 

 

コロンブス「今度の航海では必ずや!

必ずや黄金を見つけて来るでヤンス!!!」

 

 

晩年

 

その後コロンブスは3回にわたる航海に出たが、結局黄金も香料も発見できなかった。

 

そして、黄金が見つからない焦りなのか、やり場のない怒りが沸き起こったのかは分からないが、軍を組織し、インディアンたちに殺戮の限りを尽くし、ひたすら奴隷の送還を繰り返していた。

 

 

鬼畜の所業である。

 

 

3回もの航海で結果が出せなかったコロンブスは、王室より提督たるすべての地位がはく奪された挙句、その後死ぬまで自分が上陸したアメリカ大陸をアジアの島の一部だと思い込み、自分の武勇伝を若者たちの語るクソしょーもない老害になり下がったのだった。

 

– END –

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