1935年、東京市中央仲卸市場が築地で産声をあげた。
世にいう築地市場である。
築地市場は誕生以来、世界最大級の卸売市場として東京観光スポットの一角を担ってきた。
で、最近この卸売市場をめぐって世間が色々とわちゃわちゃしてるんだ。
何がそんなにわちゃわちゃしてるのか、順を追って説明していこう。
築地市場移転問題
まぁこれは別に最近になって勃発した問題でもなんでもないんだけどな。
築地を豊洲に移転する云々の話はみんなちょいちょい小耳にはさんだことがあるだろう。
まず、なんで築地市場を移転しなきゃいけないんだ?
って話なんだけど。
ざっくり言うとこんな感じだ。
東京都「おい、築地の取扱量増えすぎじゃね?
完全にキャパオーバーじゃね?」
東京都「てか開業当初からある建物ボロくなり過ぎじゃね?」
東京都「てか違法駐車やばくね?」
東京都「てか銀座に近いっていう最強の立地なんだし卸売市場以外にもっと良い活用方法あるだろ?(本音)」
石原慎太郎「何気にアスベストもやべぇゾ」
東京都「築地を劇的ビフォーアフターする案もあったけど、時間かかり過ぎるしな。
やっぱこれもう移転しかねぇわ。」
豊洲市場の問題
で、移転先として選ばれし者となったのが
そう、豊洲だね。
ただし、移転先の豊洲にも当初から問題が浮上していた。
何がヤバいって、移転先となる土地の土壌。
移転予定の場所にはもともと東京ガスの工場があって、後の土壌調査で、それはそれは汚染されてたのよ。
それでも
東京都「よし、そこ買うわ」
東京ガス「まいど。
土壌調査するわ。」
後日
東京ガス「結構汚染されてたけど、浄化しといたよ。」
東京都「フヒヒwww万事解決でござるwww」
こんな感じで、東京都が土地を買ったわけなんだが、都民らは
都民「何で土壌汚染されてるって知りながらたけぇ金払ってんだよ!」
都民「俺らの血税返せや!!」
こんな感じで土地の買収を巡っても色々とわちゃわちゃしたんだな。
そして時は過ぎ・・・。
2008年
「ベンゼン!シアン化合!ヒ素!水銀!カドミウム!
まだまだ環境基準値超えまくってまっせ~wwww」
都民「おいゴルァ!何が万事解決だこら。
まだまだ汚染物質検出されてんじゃねぇか!」
東京都「ファッ?!
アカーーーーン!!
なら浄化ァ!さらに浄化ァ!!」
豊洲市場の盛土問題
で、今回新たに騒がれている盛土問題って一体何なのかという、ざっくり言うとこういう感じだ。
専門家「こんな感じで盛土してくれな。」
東京都「任せとけや、ふんだんに盛り込んでやんよ。」
-後日
東京都「盛り土マシマシにしてやったわ」
2016年9月10日
小池知事「えー、調べてみたら、盛土、盛られてませでした。」
小池知事「こんな感じでした。」
小池知事「えー、主要建物下のところに盛土が盛られておらず、不思議穴があいてます。」
マスコミ「あぁ、ありゃ不思議穴だな。」
小池知事「ちなみにこの不思議穴はこんな感じです。」
(共産党都議団公表)
小池知事「えー、なんなら不思議水まで溜まっております。」
マスコミ「あぁ、ありゃ確かに不思議水だな。」
小池知事「とりあえずこのままじゃ色々とアレなので、専門家たちと色々アレしながら原因究明します。
ということで11月7日予定だった築地市場の移転は延期で。」
というのが一連の騒動のおおまかな流れだ。
今後どうなるのか、小池知事の手腕に期待だ。
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